この数か月間、ずっとバタバタしていて更新を怠けてしまいました。
昨日、15日~17日まで埼玉県行田市のものつくり大学で行われていた、壁-1グランプリを見てきました。
20年間行われてきた「耐力壁ジャパンカップ」が、今年から壁-1グランプリとして生まれ変わり、
新たにスタートした記念すべき第1回の大会です。少しマニアックな話題ですが(笑)。
どんな大会かというと、様々ななルールはありますが、決まった大きさの枠組みの中で自由にデザインされた
耐力壁をつくって、その強度や粘り強さ、デザイン、施工性や環境への優しさなどを競うものです。
耐力壁とは、地震や風などの力に抵抗し建物を守るために必要な力を持った壁のことですが、
ひとくちに耐力壁とはいっても、固い壁や変形性能に優れた壁、つくるのにとても手間がかかる壁など、
いろいろあります。それらの壁同士がトーナメント方式で引き合って対決し、先に壊れたり変形が大きい方が
敗退し、勝ち残ったチーム(壁)が強度部門の優勝となります。
敗退した壁の中でも、強度はもちろん、デザイン性や施工性、環境への配慮に優れたチームには、
壁の総合力が評価される総合優勝を勝ち取るチャンスがあります。
私も2回ほど壁をデザインして参加したことがあります。参加すればもちろん、見るだけでも面白いと思いますので、
来年は是非ご覧になってはいかがでしょうか?
壁-1グランプリの宣伝のようになってしまいました。