横浜トリエンナーレ

先日、お施主さんにいただいたチケットを使って、3年に一度開かれる現代美術の展覧会、横浜トリエンナーレを見てきました。

家族の都合がなかなか合わず、下の子と2人でのデートでした。父親に付き合ってくれた娘に感謝です。複数の会場が舞台なので、会場間の移動は専用の無料バスを利用しましたが、徒歩や市内バス、地下鉄も併用しながらの一日でした。館内で自由に写真の撮れる珍しい展覧会でした。

圧倒されたのは、横浜美術館入口付近に置かれた、「しめ縄」がモチーフの竹を編み上げた巨大なオブジェで、インドネシアの作家「ジョコ  アヴィアント」の作品です。作品タイトルは、「善と悪の境界はひどく縮れている」というユニークなもので、伝統文化の継承や自然との共生がテーマです。

成長が早く、資源にもなりえる竹を、建材として有効活用しようという研究などもあります。ただ、なかなかうまくいかない活用の現状に対し、ローテクで大変な労力が想像できますが、束ねる、編むという行為が、可能性を感じさせてくれたように思います。

それから、「お約束」の中華街も、朝と夕方両方の雰囲気を楽しむことができました。