11月21~22日、木材学会主催の見学会に参加し、岡山県真庭市を訪れました。一日目は銘建工業の工場見学で、話題のCLT工場や中断面集成材工場、バイオマスを利用した発電所など、木製品の製造だけではなく、端材や木くずを無駄なく使って一般家庭22,000軒分にあたる電力まで製造してしまうという、循環型で先進的な取り組みを見ることができました。二日目は、市役所や尋常小学校、学校の体育館など、公共建築物などの木造化や木質化の事例を見て回りました。使われている材料も製材や集成材、CLTなど幅広く、建物だけではなく、議場の椅子やテーブルなどの家具の一部も木を用いてデザインされていて、まち全体の方向性をはっきりと感じることができました。「松葉杖」姿で銘建工業の方や参加者の皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。この場を借りておわびいたします。
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